ごあいさつ(株主・投資家の皆様へ)

代表取締役社長 木下克己

 株主・投資家の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申しあげます。
 第37期の決算(2020年4月1日から2021年3月31日まで)をご報告するにあたり、一言ごあいさつ申しあげます。
 当社は、設立以来、「パネトーネ種の素材を生かし、おいしさを通じて人々により多くのコミュニケーションを提供したい」という基本理念をもとに、製品・サービスの創造に努めてまいりました。これからも、この創業の理念を守りつつ、ロングライフパンのトップブランドとして、品質で選ばれる製品づくりと需要の拡大に努め、事業の発展と企業価値の向上に邁進してまいります。
 株主・投資家の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申しあげます。

2021年6月

当連結会計年度の業績

 当社グループは、パネトーネ種の特長を活かした新製品の開発、品質の改良、新たな販路の開拓等に努めました。新製品としましては、岐阜県商工会議所との共同開発によるリトアニア産ドライフルーツを使用した「リトアニアの森」「リトアニアの実り」を数量限定で発売したほか、PB製品4品を発売しました。

 売上高につきましては、自動販売機オペレーターにおいてテレワークの浸透等職域での勤務態様の変化等により一部の設置先で販売が落ち込んだものの、内食関連需要が高まったこと等の影響から、生活協同組合、量販店、通信販売等において順調に推移し、前連結会計年度実績を上回る結果となりました。

 利益面につきましては、生産量の増加に伴う労務費負担の増大、製造設備整備費用の増加等はあったものの、売上高の増加に加え、コロナ禍において営業・販売促進活動が制限されたこと、その他経費削減に注力したこと等により、前連結会計年度実績を上回る結果となりました。

 以上の結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高65億1千4百万円(前連結会計年度比3.6%増)、経常利益4億2千6百万円(前連結会計年度比8.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益2億8千万円(前連結会計年度比5.3%増)となりました。

資金調達及び設備投資等の状況

 当連結会計年度中に、当社グループの所要資金として、金融機関より長期借入金1億円の調達を行いました。

 当連結会計年度中における設備投資は、製造設備の拡充と衛生環境の改善を主な目的として、総額5億2千5百万円の設備投資を行いました。なお、当連結会計年度において重要な設備の除却、売却等はありません。

対処すべき課題

 今後の経営環境につきましては、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の普及により回復基調で推移することが期待されるものの、変異ウイルスの感染拡大、金融資本市場や国際情勢の動向等景気の下振れリスクも大きく、経営環境は引き続き厳しいものとなることが予想されます。

 こうしたなかで、2022年3月期の経営方針として、①独自の商品力で需要開拓し、戦略的な営業推進と収益力アップ、②業務プロセスの効率化と徹底的なコスト削減、③全員参加で現場力を向上、という目標を掲げ、経営基盤強化に向けた活動を継続してまいります。その取組としましては、当社製品の根幹であるパネトーネ種の特長を活かし、長寿社会や健康志向等に対応した付加価値の高い製品により新たな需要を掘り起こし、積極的に販路を開拓していくとともに、取引採算の改善、デジタルトランスフォーメーションへの取組による業務の合理化等により収益性の向上を図ってまいります。また、生産ラインの安定稼動、厳正な品質管理、HACCP制度化対応、事故防止対策の徹底等を基本として業務プロセスの見直しを行うとともに生産性向上活動を推進してまいります。さらに、食の安全・安心に対する責任感、使命感を持った人材の育成のために従業員教育の充実を図ることで、現場力の向上に注力してまいります。

 以上の取組を組織全体で強力に推進し、ロングライフパンのトップメーカーとしてのブランド力を高め、持続的な成長と企業価値の向上に努めてまいります。

 株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申しあげます。

品目別売上高

品目別売上高グラフ