ごあいさつ(株主・投資家の皆様へ)

代表取締役社長 木下克己

 株主・投資家の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 第42期(2025年4月1日から2026年3月31日まで)の決算をご報告するにあたり、一言ごあいさつ申し上げます。
 当社は、設立以来、「パネトーネ種の素材を生かし、おいしさを通じて人々により多くのコミュニケーションを提供したい」という基本理念をもとに、製品・サービスの創造に努めてまいりました。第43期におきましても、この創業の理念を守りつつ、ロングライフパンのトップブランドとして、品質で選ばれる製品づくりと販路の拡大に努め、事業の発展と企業価値の向上に邁進してまいります。
 株主・投資家の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2026年6月

当連結会計年度の業績

 当社グループは、工場設備の老朽化に伴う生産リスクの軽減を図るとともに、品質の安定・向上に資するため、2027年10月の操業開始を予定する設備投資計画を作成し、工事等を進めてまいりました。販売に関しては、新たに「クレセントショコラ」、「クレセントホワイト」のNB製品2品のほか、PB製品3品を発売しました。また、原材料価格等の上昇を踏まえ、製品価格の改定による適正取引の推進に努める一方、販路の拡大等に注力し、主要販売先である生活協同組合及び自動販売機オペレーターとの取引を堅持しつつ、量販店等への売上増加を図りました。

 以上の結果、当期の経営成績は、売上高73億2千3百万円(前期比3.0%増)、経常利益1億1千7百万円(前期比64.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7千6百万円(前期比80.4%増)となりました。

設備投資等及び資金調達の状況

 当期中に、製造設備の拡充と衛生環境の改善を主な目的として、総額2億4千2百万円の設備投資を行いました。なお、当期において重要な設備の除却、売却等はありません。

 当期中に、当社グループの設備投資資金調達のためシンジケートローン23億円を組成し、金融機関から長期借入金1億1千5百万円の調達を行いました。

対処すべき課題

 今後の経営環境は、賃上げ等による消費の下支えが期待される一方、地政学リスクの更なる高まり、原材料価格及びエネルギー価格の上昇、労働力人口の減少等を背景とする人件費・物流費の上昇、米国の通商政策の転換、日銀による政策金利の引上げ等が懸念され、依然として厳しい状況が続くことが予想されます。

 このような状況下、2027年3月期においては、当社製品の根幹であるパネトーネ種の特長を活かし、より付加価値の高い新製品の開発及び原材料の見直しに注力するとともに、原材料等の価格及び消費者の動向等を見極めながら、新たな市場の開拓、販路の拡大、適正な価格による取引等を図ることにより、収益力の向上につなげてまいります。同時に、2026年3月期に決定した設備投資計画の実施を着実に進めるほか、子会社の吸収合併等を含む業務の合理化にも努めてまいります。また、食品製造業においては、製造する食品の安全・安心は、お客様からの信頼を支える源であり、事業の継続・発展の基礎となるものであることに鑑み、品質の一層の向上を目指してまいります。

 以上の取組を強力に推進し、ロングライフパンのトップメーカーとしてのブランドを高め、持続的な成長と企業価値の向上に努めてまいります。

 株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

品目別売上高

品目別売上高グラフ